行政書士をはじめるにあたって
○はじめに-行政書士1
また、今年も「今年こそ行政書士!」のシリーズが刊行される。「初めの一歩号」というVOL0は既に発売されている。
初めて、「今年こそ行政書士!」を世に問うたのが2001年であるから、今年で8年目に突入する。時期が重なっているが、その当時僕はある予備校で、司法書士の受験生を教えていた。
長い間やってきたなぁと思う。
先日、大阪での行政書士のセミナーで息抜きにその予備校時代の話をした。ある受験生が35歳で仕事をやめ上京し、苦労しながら司法書士となった話である。
そのセミナーが終わり、質問に来た受講生が「さっきの話の司法書士の先生は、同じ故郷の人でよく知っています」といったのである。
その司法書士は広島の人でセミナーの場所は大阪である。
僕は、世間は狭いと感じたのと同じぐらい自分が携わってきた仕事の長さを感じていた。
彼が司法書士を目指して上京し、僕が担当した。2人で煙草を吸いながら(今では僕は煙草をやめた)教室で学習をしたこともある。
彼は最初のテストは15点満点で2点だった。その2点のテスト用紙を合格するまでトイレに貼っていたという話である。それを見るたびに「なにくそ」と思ったという。
今は、瀬戸内海に面した場所で司法書士事務所を開いている。他の司法書士も置き、従業員もいて活況である。
彼とは電話でよく話す。自分の考えをまとめるために電話してくるのである。そして自分で納得して「また」といって受話器を置く。
僕は相も変わらず、文章を書き、人を教えている。
全国に散らばっている、僕が教えた人たちのことを思う。そして、出会った人たちのことを考える。もうセピア色をしている部分もある。
目指す資格は異なるが、「よしやるぞ!」という気迫は同じである。
今年も最後までお付き合いをお願いします。







